August 16, 2007

九寨溝・黄龍の旅5

4日目

タクシーをチャーターして黄龍
朝8時に頼んでおいたタクシーが来たのですが途中で車の調子が悪いらしく車を変更しました。

九寨溝から黄龍までは車で山道を3時間。
いろは坂のような曲がりくねった道を走っていくと、土砂崩れしている部分もあるし、片側1車線なのにバスやトラックも多く追い越しをかける車が多いから事故もあるらしく、今日も公安の車が事故処理しているのに出会いました。
私たちの車の運転手はかなり慎重で危ないところでは追い越さない。
途中の峠は4000mクラスらしく、お天気が悪いので雲の中に入ったようで霧に覆われていました。
高地にいるというヤクや羊、馬なども途中見かけました。

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黄龍に到着すると運転手と車を停めた場所に戻ってくると約束して、万が一車に不在だったときの連絡用に名詞ももらっておきます。タクシーの運転手はたいてい携帯を持っているので連絡は全て携帯で行ってます。携帯への電話は自分の電話からかけても良いし、誰かに頼んだら気楽にかけてくれます。こんな山奥でも携帯が通じるのですから中国恐るべし。日本だったら絶対圏外のような山岳地帯です。
時間を約束せず好きなだけ滞在することが出来たので気持ちが楽でした。

運転手は入場券を買うことの出来るところまで案内してくれました。入口広場には世界遺産登録の石碑が立ってます。チケットを購入しようとしたら、家族連れが話しかけてきました。どうやら学割でチケットを買いたかったのに間違って普通のチケットを買ってしまったので一人分を買い取って欲しいと言っているようでしたが、良くわからないと言うと諦めてくれました。さて、どうしようと考えているとすぐ側にいた男性が親切に「何かお困りですか?お手伝いしましょうか?」と話しかけてくれました。入場券とロープウェイの切符が欲しいと言うと、片道のみの購入であることを確認して係員に通訳してくれたので無事購入することが出来ました。
お礼を言うと彼はさらにロープウェイ乗り場への行き方を教えてくれました。彼の言葉がなかったら、間違ってすぐ側にある入り口から入ってしまっていたかもしれません。
帰りに良く見ると看板に地図がありました。ロープウェイは別の山にあるのです。
P10304162P10304132P10304172P10304202入り口広場からバスに乗ってロープウェイ乗り場近くのチケット売り場まで2分。そこからさらに2分歩くとロープウェイ乗り場です。ロープウェイは6人乗りでしたが、私たちの後の人たちが何かもめていて来なかったので2人で独占できました(^_^;)

ロープウェイは一気に上っていきます。雲の上まで行くという感じ。お天気が悪く雲が厚いので見えないけど黄龍の周りには4000から5000m級の山が取り囲んでいるそうです。P10304312_3このロープウェイが完成したのは2年前。それまでは入り口から往復8kmを歩いてのぼりおりしていたので、ツァーなどで行った人の半数近くが高山病になり五彩池までたどり着かなかったとか。今でも歩いて上る人も沢山いますが、上りと下りが分けられていて下りの方が景色が良いコースになっているのでロープウェイで上り五彩池まで行った後下ってくるのが一般的になってます。ロープウェイの駅は既にかなり高いのでここで動悸やめまいなどの症状がでました。しばらく森の中を歩いて下る楽になり、歩いて上ってくるコースと合流しました。ここからさらに1.7kmほど五彩池まで上りますが結構しんどい。100mぐらいおきに設置されているベンチで休みながら上ります。五彩池の手前には明の時代に建てられたという黄龍古寺があってお参りしている人も沢山いました。寺の前はやっと上りきった、とほっとして休む広場になっていてベンチがあり売店でカップ麺を買って食べたりしている人もいました。裏が五彩池で、ぐるっと一回りしてまたこのお寺の前に戻ってきます。
五彩池は黄龍といえばここの写真が出ています。でもお天気が悪かったので空模様によって随分色が変わりました。光の当たり方で池の色は変わるようですし、雲がなければ5000m級の山が周りを取り囲んでいるのが見えたはず。
P10304743_2P10304823五彩池をぐるっとまわっているといくつも展望台がありいろいろな角度から五彩池を眺めることができます。五彩池めぐりからまた黄龍古寺にもどってきたら、チケット売り場で親切にしてくれた男性にまた出会いました。彼はどうやら日本人のグループを案内しているガイドのようでした。彼はこのお寺の掲げられている寺の名前の部分が見る位置により左「飛閣龍丹」正面「黄龍古寺」右「山平水碧」と変わると教えてくれました。P10305042
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黄龍古寺を後にしてあとはひたすら下るだけ。
お天気が悪かったからか、平日だったからか、人は噂に聞いていたほど多くはなかったので、下りの一方通行になっているところを上ってくる人たちもいました。

黄龍では九寨溝と違ってツァーの人たちも歩くしかないので、日本人ツァー客にも沢山会いました。ほとんどのツァーは私たちと同じように上りのロープウェイに乗ってきましたが、中にはガイドに連れられて歩いて上ってくるツァーもありました。年配の方が多かったのに、あれでは五彩池までたどり着かないのではないかと心配になったほど。
ちなみに日本人ツァーでは酸素のボトルを配られたり、バスの中で売っているようで、歩きながら吸っているのは日本人の人が多く、また、中国人より日本人の方がウォーキングシューズ、登山用の雨具など装備がきちんとしているように感じました。

黄龍は流れている成分の関係か途中には金色に輝くような川とか滝とかありました。
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黄龍出口近くに下りてくると小さな郵便局がありました。チケットの半券が絵葉書になっていて裏には切手が印刷されていて日本で言う官製はがきのようです。このまま中国国内なら出すことが出来るし、日本にも追加料金で送ることが出来ます。2元で日付の入ったスタンプを押してくれます。この小屋の前にはボールペンの置いてあるあて先を書くカウンターもあり、私も実家に送りました。
P10305813P10308422_2この郵便局では絵葉書も切手も売っていたのでついでに日本へ送る絵葉書用に切手を購入、絵葉書のセットも30元で買いました。同じものがホテルでは60元、でも成都の空港では20元ぐらいで売ってました。まぁ、運び賃として仕方がないのかもしれません。九寨溝で売っている本などは成都で買うのが一番安いようです。

黄龍はトルコのパムッカレのようなところだと思ってましたが、パムッカレよりずっと変化に富んでいて水量も多くて楽しめました。トルコにはトルコのよさがあり、温泉などもあったので水の中を歩いたりできましたが、ここ黄龍は遊歩道が整備され、あちらこちらには降りないようにとの注意書きがありました。清掃員が沢山いてごみを拾っているので遊歩道や休憩するベンチ等周辺にもごみは見当たりません。数年前にツァーに申し込もうと思ったのですが旅行会社に聞くと4時間の自由時間で4割の人は五彩池にたどり着けない、と聞いたので無理だと思ってましたが、昨年ロープウェイが出来たので楽に行けると聞き来る事にしたのです。ロープウェイで上がってゆっくり観て歩いて下って4時間かかりました。下から歩いて上っていたら何時間かかっても行けなかったかもしれません。3000mを越える高地でのハイキングは予想通り結構大変で、五彩池までのわずかの上りさえ息切れ、動悸ふらつきなどの高山病の症状が出ました。高山病は下って高度が下がれば良くなるので、降りていくコースを辿るときには問題なくなっていました。

駐車場に戻ると運転手は車の中で寝ていたようです。3時間かかって九寨溝のホテルに戻ったら6時になってました。

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August 14, 2007

九寨溝・黄龍の旅4

3日目

九寨溝滞在2日目は神仙池に出かけることにしました。
神仙池は九寨溝から車で30分ぐらいのところにある新しい風景区。
九寨溝と黄龍をコンパクトにしたような公園だと聞いたので、午前中に行って時間が余れば午後九寨溝にチケットは2日目も有効だからもう一度行ってみるのも良いかと思っていたのでした。

ところが今日もぐずぐずしていて出かけるのが遅くなってしまいました。
タクシーで神仙池入り口に到着したのが10時過ぎ。

チケットを購入。
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入場券と神仙池に行くバス、神仙池内部の電動カートのチケットと3枚。
神仙池はそれほど広くないけれど、そこへ行くのに山を越えていかなければならないのでした。
バスは山道をいろは坂のような28曲がりのカーブをくねくねと上って山越え、1時間半もかかってしまいました。
途中今まで上ってきた谷の道を見る展望台があります。
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展望台のあるところはエーデルワイスも咲く高地です。


神仙池は最近開発された観光地ですが、小さな黄龍という感じ。人が少なく静かなのが利点だが1周約4kmぐるっとまわったけれどツァー客は来た道を帰っていくようでした。ここでは英語の話せるガイドが私たち二人にもついてくれ案内してくれました。ガイドは四川大学の大学院生で国際貿易について勉強しているのだとか。

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ただ個人で来る人が少ないのか、帰りのバスが人数が揃わないとなかなかでません。ツァーの人たちは専用バスで帰っていくのに。ソファでお茶を飲んで待っていたら雨も降り始めて結局ガイドの人たちの帰るバスと一緒になってしまいました。迎えに来てもらうタクシーには電話を入れてもらっていましたが、九寨溝に帰ってきたのは5時近く、もう九寨溝の公園に入ることは出来ないし、雨も降っていたので諦めることにしました。

夜はホテルの劇場でやっているチベットショーを観てみようかと思いフロントに聞くと前から2番目の真ん中近くの席がありました。
ショーはチベットのいろいろな民族の踊りや歌が披露され、観ている人も舞台に出て踊ったり祈ったり。歌手ショーのようでした。民族別のファッションショーみたいなところもありました。歌詞は字幕で舞台の袖に電光表示されるので意味がわかりなかなか面白い。踊りの時には団体で来ているグループ名に歓迎表示がされてます。
もっとつまらないかと期待していなかった分楽しめました。歌手は歌唱力もあり美男美女ぞろい、CDも出している人もいてポスターが貼ってありました。
他のホテルからも沢山バスで観に来ていましたが、前のほうの真ん中近くの座席はシェラトンの宿泊客用に用意されているようでした。ここはホテルの中の別の建物になるので、どしゃぶりの雨の中ホテルの傘をさして歩いて帰りました。
九寨溝には他にもチベットショーをしている劇場があるようで、大きな看板を掲げたところがありました。


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August 13, 2007

九寨溝・黄龍の旅3

九寨溝の植物と蝶

8月はじめというのは高山植物が花咲くのはちょっと遅いのかもしれませんが、それでもいろいろ咲いていました。名前はわかりませんが、ピントがあっていなくてうまく撮れていない小さな花がいくつもあったので残念です。
出口近くにはキスゲも沢山咲いていました。
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湿地のような平らになっているところを歩くと蝶が沢山飛んでいました。
一応全部違う種類だと思います。

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August 12, 2007

九寨溝・黄龍の旅2

2日目 

ホテルでのんびり朝食を取った後、9時過ぎにタクシーで九寨溝の観光に出かけました。
ホテルのコンシェルジェに聞くと、日本人のツァー客は開門と同時の7時に入園する場合が多く混みあうそうです。

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チケットを購入するとチケットの左半分は絵葉書になっていて裏側は官製はがきのように切手も印刷されているので中国国内はそのまま投函できる。日本へは切手を追加して投函すればよいそうです。翌日も入場したいというとその場でデジカメで顔を写真撮影してくれて葉書の面にプリントしてくれました。顔写真を印刷したのは別人に売ることを防ぐ意味らしい。ツァーの場合はガイドが全員の分をまとめて写真撮影してプリントにまわしてました。これを示せば翌日は無料で入場できそうです。入場料は220元、中をまわるバスが一日90元。中国の物価からすればかなりの高額ですが、この値段でもこんなにお客がいるのですから驚きです。P10302472

入場するとバス乗り場では行列が出来ていましたが、次々とバスがやってくるのですぐに乗れました。九寨溝の中は全てこのようなバスで移動することになっています。P10306532
チケットの裏に印刷してある地図にあるように九寨溝はYの字の形の公園。バスで分岐部まで行ってバスを乗り換えて奥まで行くとそれぞれ終点の高度は3100m、入り口から一番奥の長海までは全長31kmだから歩いてまわるのは無理でバスに乗ったり降りたり途中見所を歩いたりするので一日でも回りきれません。
中国のGWや10月の連休には入場制限もあるしバスの乗り降りも大変そう。平日だったのでそれほど混み合わずバスは一台見送ってもすぐに来るので観光するのに不自由はありませんでした。ツァーでは専用車両でまわる場合が多いらしく、日本人ツァー客とはあまり出会いません。ツァーではあまり自由に遊歩道をあるかせるようにはしていないようです。バスが走る道路沿いと遊歩道は別で遊歩道を歩かないと見えない景色もあり、自分のペースでまわれてよかったと思う。途中バスの車窓から見るとチベット風のお寺や建物もあったので、これはツァー客が立ち寄るようになってる土産物屋もかねているのではないかと想像してます。

遊歩道は板張りの上に金網が張ってあり滑り止めの役目を果たしているので歩きやすくなっていました。途中に適度に休憩用のベンチを置いてあるスペースがあり休憩出来ました。トイレもゴミ箱も適度に配置されていて清掃員がいるので道にはごみ一つ落ちておらず、公園内は禁煙で日本の国立公園に比べてもはるかに美しくメインテナンスも素晴らしい。

公園内で食事ができるのはY字の分かれ道のところにあるレストランのみ。昼食時にはかなり混みあうらしいと聞いています。ホテルでお弁当を作ってもらうこともできましたが、朝食をゆっくり食べてでかけたので遊歩道の途中でお菓子を食べる程度で済ませました。
Y字の右側の一番奥、原始森林景区のバスの終点
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Y字の左側の一番奥長海。
木造の遊歩道を歩くと草原の中だったり、森の中だったり、川の途中のようなところもあり、変化に富んだ公園は歩いていて飽きません。足元を水が流れすぐ側から緑の湖に流れ込んでいるところもありました。
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湖の水は清く深く沈んだ倒木がきれいに見えるし、静かな湖の中には沢山の魚が泳いでいるのが見えるところもありました。
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August 11, 2007

九寨溝・黄龍の旅1

夏休みの旅行として九寨溝・黄龍に行ってきました。

予定は

1日目 成田~上海~成都~九寨黄龍空港 着後ホテルへ
2日目 九寨溝観光
3日目 神仙池観光
4日目 黄龍観光
5日目 九寨黄龍空港~成都~広州~関空

成田~上海、広州~関空はJALの特典航空券、
中国国内線は中国東方航空と中国国際航空の航空券をJALで予約発券

ホテルはシェラトンホテルをシェラトンのサイトで予約。4泊しました。
e-mailで頼んで空港まで迎えに来てもらいました。

ツァーで行くのが一般的ですがツァーは体力がないとついて行けないし、休みの取れた8月第一週は料金的にもかなり高いので個人で行くことにしました。
往復の飛行機を使った移動日はフライト遅延があったりして乗り遅れそうになったりしてたいへんでしたが、そのほかはのんびり楽しめました。
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一日目、成田を発って国内で2回乗り継ぎ九寨黄龍空港に降り立ったのは7時半ごろ。
九寨黄龍空港は新しく、空港の大きさとしては神戸空港よりちょっと大きい。
空港の高度は3000mを越え、まさに雲の上、山の中に着陸する感じでした。
到着時は日暮れ時でしたが、隣には南方航空の飛行機も見え、フライト数は日本の地方空港に比べるとずっと多いです。
朝など10分おきに出発するぐらいで、雨や霧でも大丈夫なようです。

九寨溝まで約90km、車で暗い中、山の中の道を1時間半下ってホテルに着きました。

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May 24, 2007

フランス・ロマネスクに行こう 1

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GWにフランスのロマネスク建築を巡る計画をたてて行ってきました。

ロマネスクは11~12世紀の中世西ヨーロッパに広がった「ローマ風」の建築様式でゴシック建築以前のものですが、国境を越えた共通の様式を持つ反面、古代ローマ以外にもビザンチンやケルト、ノルマン、イスラムなどの影響を受けて地方独自のものもあって面白い。

キリスト教会の権力と影響力が大きくなった11世紀、その頃学問と文化の中心であった修道院の繁栄がロマネスク美術を発展させたと言えるのかもしれません。都会ではその後ゴシック様式に建替えられたりして地下や一部にしか残っていないことも多いですが、地方では生活に根付いた教会堂として生き残っている場合もあってロマネスクを見に行くのは結構大変です。

今までスペインのソンボルト峠からサンチアゴ・コンポステラ巡礼路を1999年に、カタルーニャロマネスクを2002年にバルセロナからアンドラ、ボイ渓谷まで訪ね歩いています。

今回はロマネスクの本場、フランスにはじめてロマネスクをテーマに訪問することにしました。

フランス国内には沢山のロマネスク建築があり、モン・サン・ミッシェルやポアティエなど2001年の北フランス旅行の時に行ったことのあるところもあります。

ロマネスク教会に関する連載記事を読んでいてオーヴェルニュ地方のロマネスクを見て回りたいと思っていましたが2005年のGWギリシャの帰りに立ち寄ったルーヴルのフランスにおけるロマネスクを見たのがきっかけでフランス・ロマネスクを見に行く旅を具体的に計画し資料をあつめはじめたのです。

フランス中に星の数ほどもある教会堂を見て歩くのは不可能だしお休みも限られているので今回はワインの美味しいブルゴーニュを中心に、時間があればチーズの美味しいオーヴェルニュ地方も回るという計画にしました。

移動手段はレンタカー、ドゴール空港でチェックアウト、インし今回は全くパリには寄りませんでした。
宿泊地はオーセール2泊、ディジョン2泊、トゥルニュ2泊、ブリウド、クレルモンフェラン、オルレアンそれぞれ1泊の9泊10日です。

訪ねた教会のある街は、記憶と記録によれば

オーセール、ヴェズレー、フォントネー、ポンティニィ、ソーリュー、オータン、ディジョン、ボーヌ、クルニュー、トゥルニュ、ベル・セラ・ヴィル、タイズ、アミューニィ(Ameugny),マレイ、ウージィ(Ougy)、シャペーズ、ラ・シヤペル・ソウ・ブランシオン、オズネイ、マッシイ、サン・ヴィンセント・デ・プレ、ラ・ヴィネーセ、ペルシー・レ・フォルジュ、パレー・ル・モニアル、モンソー・レトワール、アンジー・ル・デュック、サン・ジュリアン・ド・ジョンジー、シャトーヌフ、サン・モーリス、ル・ピュイ、ラヴァデュ、ブリウド、イソワール、サン・ネクタール、オルシヴァル、サン・サテュルナン、クレルモン・フェラン、モザック、サン・ブノア・シュール・ロワール、ジェルミニィ・デ・プレ。

残念ながら一部の教会は修復中で入れず、もれているのもあるかもしれません。(読み方判らなかったのも多く間違っているかもしれません。知っている方は教えてください)ミサ中で内部見学を諦めたところもあります。

GWなので航空券が高いと思ったので貯まっていたマイルで大阪~成田~パリは特典航空券を発券。
330日前に予約を入れましたがキャンセル待ちでOKになったのは年末でした。

残念ながらカメラが初日に故障して写真は携帯のカメラで撮っています。

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February 02, 2006

神戸空港

2月16日に開港した神戸空港、早速利用しました。

いろいろあった空港問題、今でも今後のことを考えると神戸市民としては複雑な思いがあります。
私の住んでいる東灘区からは車で20分ほどで空港へはアクセスできます。
でも、公共交通機関を使うとなると、関空より遠くて、結局車で行ってしまいます。

我が家からは関空が距離は遠いがアクセスは一番く、MKタクシーで行けば家まで迎えに来てもらっても2300円、1時間弱で到着できます。距離は遠いけど伊丹が廃止になって関空だけになっても私としては問題なし。

ただ、神戸空港は確かに距離は近いので楽です。車だと30分あれば十分行けますし、駐車場が24時間無料、その後も一日千円ですから、往復のライナー代プラス電車代より安い。

空港ビルはとても小さい。周りは工事中のところが目に付きます。
中は2階が出発ロビーでポートライナーで来た場合はここに到着。

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ターミナルに入って左側にはANA、右側がスカイマークとJALです。
3階には喫茶店などあるようです。吹き抜けになっているので一部見えます。
うわさでは屋上の寿司屋はおいしいらしい。
早朝出発だったのであまり時間的に余裕がなく、ゆっくり見学する時間はありませんでした。
売店は小さいのですがチョコレートの神戸一番館など今まで本店しかお店がなかったので出発前に買えてうれしい。
駐車場も30分は無料だから今度からここに買いにこようかしら。
一階にコンビニがあるので、夜遅くに帰ってきたときにはここでお弁当を買って帰りました。
これは便利だなぁ。

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カウンターには立ち寄っていませんが、こんな小さいターミナルで路線が増えたり便数が増えたら対応できない可能性が高いと思いました。まぁ心配するほどたくさんの便数も大きな機材もきていないのですが。

羽田往復を日帰りで利用しようとすると、結構混みあってました。
機材が小さいためか、朝一番の出発便、夜の羽田からの便はほぼ満席。
神戸空港に車を置いてあると伊丹便に変更する訳にもいかず羽田空港で時間をつぶしていました。

でも、神戸空港には時間をつぶすところがあるのか?買い物ではなさそうです。本屋さんも小さい。

まぁ、いろいろあったけど、税金をつぎ込んでできてしまったから、便数増やして使いやすくなってほしいというのは神戸市民の我侭でしょうか?

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January 31, 2006

タオルミーナ・エクセルシオールホテル

タオルミーナで泊まったのはメインストリートからすぐのエクセルシオールホテル。

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概観はイスラムの雰囲気をちょっと取り込んだようなデザインで、真正面にエトナ山が見えます。
部屋のテラスから雪のエトナ山が良く見えました。
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正直言うと、このホテル、昔からある歴史あるホテルなのですが、設備が古く、エレベーターもありません。
駐車場もホテルの敷地内には宿泊客用駐車スペースはなくすぐそばですが別の駐車場に停めに行きます。
中は迷路のようになっていて、フロントも決して親切とはいえないのであまりお勧めではありません。
団体客がよく利用しているようで、レストランの料理もこのクラスの料金を取るホテルとしては?の内容でした。
ベルボーイが客用のソファに座って休んでいてお客がくると飛び上がって立ち上がったのにはびっくり。
2005年のミシュランに載っていないのを納得してしまいました。
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朝食の時に見かけた怪しい食べ物。真っ黒なゴムのような弾力の食べ物。
この地方独特のものらしいですが、結局名前を覚えられませんでした。


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January 27, 2006

タオルミーナ

タオルミーナはシチリアの東海岸、イオニア海に面した丘の上にある街。
ヨーロッパ屈指のリゾート地で王侯貴族お金持ちが沢山訪れるシチリア一有名なところと言っても良いかもしれない。

青い海、バックに雪をかぶった火山エトナ山を望み、ギリシャ劇場などの遺跡や温暖な気候、咲き乱れる花々、お洒落な中世の町並みに、素晴らしいサービスのある沢山のホテル、美味しいレストランと流行の先端をいくファッションブティックなど等、高級リゾートとしての要素は揃っているところです。

まぁ、私たちにはあまり長期滞在は相応しくない街かもしれない。

高速道路を降りて海沿いのS字カーブが続く曲がりくねった道を登っていくと眼下には青い海が広がりなかなか街は見えなかったが、最初にたどり着いたのが展望台。

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崖の上に張り出したテラスからは映画グランブルーのロケ地としても有名なイゾラ・ベッラのある入り江が見下ろせました。ここにもカプリ島と同じ「青の洞窟」というのがあるらしく夏は海水浴客で賑わうようです。

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この町の文化遺産、ギリシャ劇場に行きます。入り口の看板を見ていると日本人ご夫婦に出会いました。シチリアで出会った唯一の日本人でした。12月はじめにミラノ入りして一ヶ月かけて南下して来たそうです。タオルミーナの滞在はもう終了でここから船でギリシャに向かわれるとのこと。ひょっとしたら定年後のご夫婦かもしれない。こんな風にのんびりと一つの国を回れるなんていったいいつになるのでしょう。

ギリシャ劇場はシチリア第二の大きさの古代劇場。紀元前3世紀の建造。夏は劇場としてリゾート客などがギリシャ古典劇を楽しむところらしい。どのガイドブックを見てもステージや座席がセットされた写真載っていますが、冬のこの時期、そんなセットは全く無く観光客もまばらでひっそりとしていました。

劇場の高い座席に立つとステージ越しに海と雪で真っ白なエトナ山が美しい。
逆光で写真がうまく取れなかったのが残念。

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ギリシャ劇場で貰った地図を参考に町を歩き始めます。メッシーナ門から町のメインストリート・ウンベルト通りに入りました。
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クリスマスの昼下がりはまだそれほど人通りが多くありません。
ここの通りは歩行者天国のようになっていてお洒落なブティックやカフェ、食料品店のほか宝石店なども多い。多くのお店は閉まっているのですがクリスマスにディスプレーされたウィンドーショッピングを楽しみました。

途中日本語のお店案内が張ってあったお菓子屋さんが開いていました。マジパンでほんものそっくりに出来た果物のセットが売られていました。日本に帰ってきてから食べてみたらアーモンドの味がとても上品な甘さで美味しかったです。

ホテルにチェックインして再び通りに戻ってみると、夕暮れが迫りつつあったが、通りは夕方のそぞろ歩きを楽しむ人たちで昼間とは全く違う様相を呈していました。

お洒落をして出てきた人たち、クリスマス休暇を家で過ごしていた家族連れ、カップルたちなど、こんなに沢山の人がこの町にいたのか、と思うぐらい多くの人で通りは一杯。石畳の通りに灯りが少しずつ灯り、優雅で楽しい雰囲気です。ホワイトクリスマスとはちょっと違う南欧のクリスマスの雰囲気です。歩いている人たちの身なりはやはり高級リゾート、高級そうな毛皮のコートを身に纏ったひとを沢山見かけました。夏はいったいどんな様子なのでしょう。
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お店のディスプレイはクリスマスらしく飾られていますが通りを横切る狭い小路にはクリスマスだというのにブーゲンビリアが咲いていたりしました。

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4月9日広場は、教会や古い館に取り囲まれたテラスになっていてここからはエトナ山の向こうに夕日が沈んでいくのが見えました。

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January 20, 2006

チェファル

クリスマスにパレルモを出てタオルミーナに向かいました。

パレルモ~タオルミーナ間はミシュランの地図によると260km、2時間27分の行程とあります。

車をパレルモから南下しシチリア北部海岸沿いに東に向かって70kmほど行くと突然海岸沿いに大きな岩山があってそのすぐ下に小さな中世の町並みが遠くからも見えるところがありました。

ここはルッジェーロ2世が漂流してたどり着いた町、チェファルです。

彼は助かったときにお礼に大聖堂を建てると神に誓ったとか。
遠くからもその2本の塔がある大聖堂はわかりました。

海に面した夏はリゾートとしても賑わうそうですが、映画「シネマ・パラダイス」の舞台になった街だということで来て見たかったのです。

ビーチのすぐそば旧市街の入り口にパーキングがあり、そこに車を停めて歩いていきます。。
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大聖堂は歩いてすぐでしたが、旧市街の狭い道の両側はお洒落なお店が並んでいましたがクリスマスの午前中で静かです。
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大聖堂の前の広場にやってくると大聖堂は大きな岩山をバックに堂々と建っていました。
ここの広場の木にはクリスマスの飾り付けがされていますが、南の国らしい雰囲気。
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大聖堂はミサの最中だったので見学するのは遠慮しました。後で本を見るとモンレアーレの大聖堂のような立派なモザイクがあったようです。静かなドゥオモ広場には観光客もまばらでしたが土産物屋が一軒だけ開いていたので絵葉書など買いました。
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このお洒落な中世の町並みがある街は長期滞在しても楽しめそうなところが沢山ありました。砂浜のあるビーチ、大聖堂の裏に聳える岩山へ登れば古代遺跡であるディアナ神殿。そこからの眺めはとても素晴らしいらしい。お洒落なレストランやお店もある町はそぞろ歩きも楽しそう。でもこのクリスマスの朝はひっそりとまだ眠っているようでした。

ドゥオモ広場まえの市庁舎横から路地をあるいていくとマンドラリスカ博物館がありました。(写真右手前)

ここはマンドリスカ男爵の屋敷だったところに男爵が集めた古い貨幣など様々なコレクションを展示しています。クリスマスの朝なのになんとここは開いていました。
私たちが最初のお客だったようで行くと部屋の灯りをつけてくれました。入り口は小さいが中は結構広かった。残念ながら アントネッロ・ダ・メッシーナ作という「男の肖像」は貸し出し中なのかありませんでした。

博物館を出ると町がようやく目覚め始めたようで、お店などがぽつぽつと開き始めていました。イタリアでクリスマスにお店が開いているとは予想だにしなかったがEUに加盟してからずいぶん変わったようです。観光地はお休みほどお客が集まるのだから観光で成り立っている町としてはお休みに開いているのは当然かもしれない。

駐車場のある場所にはクリスマスのサンタの帽子をかぶったアメリカ人観光客もいてやはりここは外国人にも人気のところのようでした。すぐそばの砂浜には冬だから流石に人は居ないが夏は観光客で一杯だそうだ。

チェファルの旧市街を抜けて高速道路に戻りました。クリスマスの日の高速道路はほとんど車がなくまるで私たちのために道路があるかのごとくでした。

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