タオルミーナ
タオルミーナはシチリアの東海岸、イオニア海に面した丘の上にある街。
ヨーロッパ屈指のリゾート地で王侯貴族お金持ちが沢山訪れるシチリア一有名なところと言っても良いかもしれない。
青い海、バックに雪をかぶった火山エトナ山を望み、ギリシャ劇場などの遺跡や温暖な気候、咲き乱れる花々、お洒落な中世の町並みに、素晴らしいサービスのある沢山のホテル、美味しいレストランと流行の先端をいくファッションブティックなど等、高級リゾートとしての要素は揃っているところです。
まぁ、私たちにはあまり長期滞在は相応しくない街かもしれない。
高速道路を降りて海沿いのS字カーブが続く曲がりくねった道を登っていくと眼下には青い海が広がりなかなか街は見えなかったが、最初にたどり着いたのが展望台。
崖の上に張り出したテラスからは映画グランブルーのロケ地としても有名なイゾラ・ベッラのある入り江が見下ろせました。ここにもカプリ島と同じ「青の洞窟」というのがあるらしく夏は海水浴客で賑わうようです。
この町の文化遺産、ギリシャ劇場に行きます。入り口の看板を見ていると日本人ご夫婦に出会いました。シチリアで出会った唯一の日本人でした。12月はじめにミラノ入りして一ヶ月かけて南下して来たそうです。タオルミーナの滞在はもう終了でここから船でギリシャに向かわれるとのこと。ひょっとしたら定年後のご夫婦かもしれない。こんな風にのんびりと一つの国を回れるなんていったいいつになるのでしょう。
ギリシャ劇場はシチリア第二の大きさの古代劇場。紀元前3世紀の建造。夏は劇場としてリゾート客などがギリシャ古典劇を楽しむところらしい。どのガイドブックを見てもステージや座席がセットされた写真載っていますが、冬のこの時期、そんなセットは全く無く観光客もまばらでひっそりとしていました。
劇場の高い座席に立つとステージ越しに海と雪で真っ白なエトナ山が美しい。
逆光で写真がうまく取れなかったのが残念。
ギリシャ劇場で貰った地図を参考に町を歩き始めます。メッシーナ門から町のメインストリート・ウンベルト通りに入りました。
![]()
クリスマスの昼下がりはまだそれほど人通りが多くありません。
ここの通りは歩行者天国のようになっていてお洒落なブティックやカフェ、食料品店のほか宝石店なども多い。多くのお店は閉まっているのですがクリスマスにディスプレーされたウィンドーショッピングを楽しみました。
途中日本語のお店案内が張ってあったお菓子屋さんが開いていました。マジパンでほんものそっくりに出来た果物のセットが売られていました。日本に帰ってきてから食べてみたらアーモンドの味がとても上品な甘さで美味しかったです。
ホテルにチェックインして再び通りに戻ってみると、夕暮れが迫りつつあったが、通りは夕方のそぞろ歩きを楽しむ人たちで昼間とは全く違う様相を呈していました。
お洒落をして出てきた人たち、クリスマス休暇を家で過ごしていた家族連れ、カップルたちなど、こんなに沢山の人がこの町にいたのか、と思うぐらい多くの人で通りは一杯。石畳の通りに灯りが少しずつ灯り、優雅で楽しい雰囲気です。ホワイトクリスマスとはちょっと違う南欧のクリスマスの雰囲気です。歩いている人たちの身なりはやはり高級リゾート、高級そうな毛皮のコートを身に纏ったひとを沢山見かけました。夏はいったいどんな様子なのでしょう。
![]()
お店のディスプレイはクリスマスらしく飾られていますが通りを横切る狭い小路にはクリスマスだというのにブーゲンビリアが咲いていたりしました。
4月9日広場は、教会や古い館に取り囲まれたテラスになっていてここからはエトナ山の向こうに夕日が沈んでいくのが見えました。


Comments